空き家整理の片づけはどう進める？

空き家整理の片づけの方法は、「自分で行う」「業者に依頼」の２つです。その中でも今回は業者に依頼したほうがいいケースをお伝えします。
・物が多い（家具・家電・細かい雑貨など）
・家が広い（特に2LDK～）
・遠方に住んでいる
・自分や家族の体力・時間的負担が大きい
・自治体の粗大ゴミ制度では処分が追いつかない
・ゴミ屋敷状態・害虫・異臭などの問題がある
また、空き家整理の片づけ費用の負担を抑える方法として、仕分けのみ自分で行い、不用品の回収のみ業者に依頼するといった片づけ方もあるのでしっかりと検討し、サービス内容とマッチしているか確認をしましょう。

皆様の不安点として、空き家整理の片づけの際、「安心・安全の業者を見つけることができるのか」ということがあると思います。信頼できる業者を選ぶことができれば、安心して依頼ができますが、悪質な業者だと気づかずに依頼をすると、高額請求などのトラブルに巻き込まれるリスクが高くなります。例えば、「一般廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」があるか、「見積もりが詳細でわかりやすいか」追加料金の有無も事前にチェックしておくことが大切です。また、口コミや評判を確認することで実際の利用者様の声を参考にすることができ、実際の対応の良し悪しが見えてきます。業者選びが不安な方は、是非参考にしてみてください。

空き家整理は大変な作業ですが、業者を上手に活用することで、空き家整理がスムーズかつ安心して進められます。例えば、「短時間で作業が終了する」「大きな家具や家電も安全に処分できる」「貴重品や思い出の品の探索も依頼できる」「クリーニングの依頼ができる」このように業者に依頼することで多くのメリットがあります。

時間が取れない・片づけが面倒で進まない、なんて方も多いのではないでしょうか。ついつい放置しがちな空き家整理ですが、そのままにしておくとリスクやトラブルが起こる原因となります。「衛生環境の悪化・害虫や動物の発生」長期間放置された空き家には、ほこりやカビなどが溜まりやすくなりますし、食品や段ボールなどが放置されているとゴキブリやネズミなどが住み着くケースがあります。また、「資産価値の低下」長期間手入れがされない空き家は、シロアリや雨漏り、外壁の劣化が起こり、建物を壊さないと売れない状態になってしまいます。さらには、「行政指導や税制のペナルティ」特定空家等に指定されると、固定資産税の軽減措置が打ち切られたりしてしまい、資産どころか維持費や罰則で負担ばかりが増える結果になりかねません。だからこそ、早めの空き家整理や管理、清掃、売却・活用を検討することで、資産としての価値を維持・向上させることが大切です。